20.本当の嘘
作詞:Ryutaro
作曲:Tadashi
僕の中の僕をいつか 固いガラス瓶につめて
陽の当たる庭の花壇に 子猫と一緒に埋めよう
水溜りに映る顔は 冷たい雨でぐしゃぐしゃに
ちぎれていった後に ただの色に変わりだしたよ
赤い月を眺めてたから 泣きたいほど僕の不安は
いつも記憶の片隅に かさぶたみたいに残るよ
痛いくらい きれいだったけど 光の中の僕の影を
あの高い観覧車で 誰か笑った気がした
羊のぬいぐるみを着たまま 痩せた男の子が戯けて
吐く息を白くさせて 祈るように手を合わせた
あの子と空の間には 透明な何かがあるから
きっと願いは届かない 少し寒くなる遊園地。
何もかも嘘になる、誰も居なくなる。
僕の中の僕をいつか 固いガラス瓶につめて
陽の当たる庭の花壇に 子猫と一緒に埋めよう
水溜りに映る顔は 冷たい雨でぐしゃぐしゃに
ちぎれていった後に ただの色に変わりだしたよ
幻のベルが鳴り 景色が霞みだせば
何もかも嘘になる、誰も居なくなる。
僕の中の僕をいつか 固いガラス瓶につめて
陽の当たる庭の花壇に 子猫と一緒に埋めよう
水溜りに映る顔は 冷たい雨でぐしゃぐしゃに
ちぎれていった後に ただの色に変わりだしたよ
やさしく緑色の雨が 街のすべてに降りそそぐ
道のはじで探していた 僕をやっと見付けた
イスの上に 花の上に 足が無いロバの背中に
細かい雨が降りそそぐ、僕の上にも。
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